福岡・佐賀民医連

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私たちのとりくみ

2014年3月28日金曜日

「虹のわ多久」に車イスが寄贈

昨年8月に開設した佐賀県医療生協が初めてのサービス付き高齢者向け住宅「虹のわ多久」へ,
近くの多久市立東部中学校から車椅子が寄贈されました。

 












訪問していただいたのは生徒会役員の生徒さんと顧問の先生でした。

1年間寒い日も熱い日も学校生徒皆さんがアルミ缶を集めて
毎年1台、福祉施設や住宅施設などへ贈っています。

代表して最高齢の利用者の方が感動の涙と一緒に握手して受け取りました。

こんなふうに、地域で高齢者と学校の子どもやいろいろな方と
つながりを大切にしていきたいものです。

2014年3月11日火曜日

全国各地で3・9行動 原発ゼロの声ひびく

3月9日、原発ゼロと再稼働ノーを掲げた「さよなら原発集会」が各地で一斉に行われ、福岡・佐賀では7か所、4,300人が参加しました。

    中央集会に32,000人。音楽家の坂本龍一氏が鎮魂歌を披露
坂本龍一氏

さよなら原発!3.9福岡集会は1000名が参加

福岡集会に1,000人参加
 福岡市中央区の須崎公園で開催された福岡集会には、1000人を超す人たちが参加、公園ステージ前の座席に座れない参加者が公園全体にあふれていました。集会後は11のコースに分かれて市内をパレードしました。大通りだけではなく路地に入り込んだコースでのパレードが福岡市の繁華街をめぐり、市内の辻々から“原発NO”の声が響きわたりました。
 集会・パレードには、福岡医療団、福岡保健企画、県連事務局の職員のほか、職員家族・共同組織会員など約60名が参加しました。

北九州集会には2500人が参加

北九州集会 ステージの様子

「さよなら原発 大牟田市民のつどい」に400人が参加

「さよなら原発 大牟田市民のつどい」が39日、大牟田市築町公園に於いて開かれ400人が参加しました。集会では再稼働を巡る情勢、玄海原発裁判と汚染水問題の報告、大牟田社会福祉協議会からの支援活動の報告等の他、地元ミュージシャンによる演奏、黙祷なども行われました。中でも311当時福島に住んでいて被災された作業療法士の方のお話には涙をぬぐう参加者の姿もありました。集会では米の山病院医事課の金井昌也弥主任が集会アピールを読み上げたほか、親仁会労働組合が無料の豚汁を集会参加者にふるまうなど、全体で100名の親仁会職員・家族が参加し、奮闘しました。

集会終了後、ゆめタウン大牟田までデモを行い、市民に「脱原発」「被災者支援」を訴えました。参加者からは「必要もない原発と一緒に生活することがどんなにおそろしいことか、改めて分かりました」「原発再稼働が北海道と九州が危ないという話は初めて聞いた。絶対辞めさせたい」などの声が出されました。


「さよなら原発3.9くるめパレード」に200人が参加

くるめパレード
 39日、「さよなら原発3・9くるめパレード」が久留米市東町公園に於いて開かれ、約200人が参加しました。福島県から避難してきている呼びかけ人の一人、金本牧師の挨拶から始まり、九州玄海訴訟団からの訴え、東京から避難してきている「Be The Voice」というバンドのパフォーマンスなどがありました。会場に集まった人たちの思いは、「原発再稼働を許さない」という思いで一杯になりました。集会終了後、久留米市内をパレードし、元気よくアピールしました。

佐賀では映画「飯館村」を上映

 映画「飯館村」は3.11からちょうど1年経過した中で飯館村から避難した住民がどんな状況に置かれ、どのような苦労と毎日の苦労を乗り越えているのかを温かい視点でつくられたドキュメンタリーでした。
39日の午後、佐賀市のメートプラザ会場には250人があふれ、「こんな悲惨な状況がもし佐賀の玄海原発で起こったら大変なことになるね」とあらためて他人事ではない実態に衝撃が走りました。東京から避難された清水さん夫妻の出産にまつわる話も涙を誘いました。2月の実行委員会に佐賀県医療生協と佐賀保健企画からも参加し20名規模で個人が名前を連ねて多くの市民に原発事故の悲惨さを知らせようと取り組みました。

2014年2月1日土曜日

県連歯科衛生士交流集会 開催

126()に県連歯科部主催で歯科衛生士交流集会を開催しました。
九沖内の事業所からの参加もあり、26名の歯科衛生士が参加しました。


今回は私たちの悩みである「人づくり」をテーマに開催し、講演では福井県さかい生協歯科診療所の櫻川祐子さんより「民医連歯科の歯科衛生士をつなぐ仲間たちへ~未来は今がきめる~」の演題でお話しをして頂きました。

講演では、綱領を実現するために職場力をつけ強固な集団をつくる、静ではなく動の歯科衛生士になっているか、経験を共有し発信すること、何よりも患者の近くにいること、一人の一歩は大事だけどみんなで一歩はもっと大事、人を責める側ではなく手を差し伸べる側でよかった、などの多くの言葉が心に響き、とても共感を覚えました。

参加者からも、外に出て自分をレベルアップしたい、動の歯科衛生士になりたい、職場力をつけたい、綱領を誇りに思う、綱領をあらためて学びたいなどの感想が出されました。


グループディスカッションでは、講演の感想と経験年数の違う歯科衛生士が人を育てる上での悩みを出し合い、同じ悩みに共感し解消することもできました。


各診療所の医療活動報告では、NST活動、SPT、ホワイトニング、予防教室など衛生士独自の取り組みなどが報告され、参考になるところは積極的に取り入れていきたいと思いました。



今回は10数年ぶりの交流集会でしたが、明日からの活力になる内容で、元気と光をいただいた有意義な一日となりました。今後も継続して交流を深めていきたいと思います。


2014年1月24日金曜日

住民の立場に立った介護保険制度に-自治体懇談すすむ


政府は、2015年実施に向けて、介護保険法改悪の準備を進めています。
 

その中でも、特に大きな問題は、

・要支援者を介護保険制度から外し、自治体の独自事業とする

・特別養護老人ホームの入所対象者を要介護3以上とする

・保険料や利用料負担を増やす

事です。

 

私たち民医連は、介護が必要な方が、いつでも安心して利用できるよう介護改善大運動「介護ウエーブ」を全国各地で取り組んでいます。
 
福岡では、県社保協と一緒に、福岡市をはじめとして各自治体の担当者と懇談と請願行動を行っています。
 
訪問した自治体からは、
「国の制度が決まったら、そのように進めなければいけない」

と言われながらも
既に市町村会を通じて、国に配慮を要請されていました。

 

しかし、多くの自治体担当者は

「専門職の確保が現在でも困難なのに、どうなるのだろう」
「厳しい人的・財政状況の中では、利用者・市民にしわ寄せが行くと危惧している」
「ボランティアの活用に不安を持っている」

など、このまま改悪が進めば、多くの利用者が介護難民になりそうなことが明らかになりました。
 

私たちは、共有できる課題が多いことから、さらに住民の声を持って国に働きかけていくとともに、自治体とも連携を強めていきます。