6月12日(土)、看護学生歓迎交流企画「第21回 梅のつぼみ」を開催しました。これまで毎年開催してきたこの企画ですが、昨年はコロナ禍で中止となり、2年ぶりにオンラインで開催することができました。
「梅」は福岡県の花。「つぼみ」は未来の医療人である看護学生。自分たちの力で芽を出し、花をつけてしっかり実を結んでほしいという願いを込めて、福岡・佐賀民医連の看護学生歓迎交流企画を『梅のつぼみ』という名にしています。
今回のテーマは「防災・災害の対処法」で、福岡市の地域防災課に講演を依頼し、災害から身を守るための心得や事前の備えなどについてお話しいただきました。
講演の後、「災害から身を守るために私たちにできること」をテーマにグループディスカッションを行いました。熊本地震や九州北部豪雨災害を体験した学生がおり、「被災した時、何をどうしたら良いのか、どこに避難したら良いのか判断できず、防災について知識がないことを実感した」など、被災時の体験なども交流できました。「災害を他人事と思わず、自分事として考える」「防災を意識して日々行動する」「災害が起こった際は、私たちがまず冷静になって行動し、患者に不安を与えない」などの意見もあり、学びが深まりました。
「色々な学校の方とコミュニケーションが図れて嬉しかった。」「視野が広がった。」などの感想があり、有意義な時間となりました。